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【秋の魚シーズン】魚焼きグリルから煙が多い!? 故障?汚れ?まず確認したい5つのポイント

amenixweb
10月2日
読了時間: 11分
グリルからの煙が多い原因

はじめに

秋といえば、サンマ・鮭・サバなど魚がおいしい季節。

久しぶりに魚焼きグリルを使ってみたら、

「前より煙が多い気がする」

「グリルの排気口からモクモク出てくる」

「魚臭いというより、焦げたようなにおいがする」

そんなことはありませんか?

「久しぶりだからこんなもの?」

「グリルが故障した?」

「このまま使い続けても大丈夫?」

と不安になりますよね。

先に結論です。

魚焼きグリルから多少の煙やにおいが出ること自体は、必ずしも故障ではありません。

脂の多い魚を焼いたときや、受け皿・焼き網・グリル庫内に残った油汚れが再び加熱されたときは、煙が増える場合があります。パロマの取扱説明書でも、グリル部品が汚れている場合や脂の多い魚を焼いた場合、煙が多く発生することがあると案内しています。

ただし注意したいのが、

グリル庫内にたまった脂や食品くずです。

日本ガス石油機器工業会(JGKA)は、グリル火災を防ぐため、使用後や連続使用するときは受け皿・焼き網・下火カバーなどに付着した脂や食品くずを取り除くよう注意しています。

今回は、

「普通の煙」と「使用を止めた方がよい煙」の違い

まで含めて、秋にグリルを使い始める前に確認したいポイントを整理します。

目次

さいたま市でコンロの相談はこちら

1.まず知りたい「普通の煙」と「危険な煙」の違い

一番気になるのは、

「この煙、大丈夫なの?」

という点だと思います。

目安として、次のように考えると分かりやすくなります。

状態

考えられること

最初の対応

脂の多い魚を焼いたときだけ煙が多い

食材の脂

換気しながら様子を見る

久しぶりの使用で少しにおう

残った汚れ・油分

冷えてから清掃

排気口から通常程度の煙

調理による煙

レンジフードを運転

扉のすき間から大量に煙

扉・汚れなど

一度停止して確認

急に煙の量が増える

油脂の過熱など

ストップを使用してください

炎が見える

庫内発火の可能性

直ちに消火操作

強い焦げ臭・異臭を伴う

異常加熱など

使用停止・点検

最近の高機能コンロには煙やにおいを抑える機能もありますが、メーカーも食材や使用するプレートによっては煙・においが発生すると案内しています。株式会社ノーリツの企業情報サイト

つまり、

「煙が出た=故障」ではなく、「いつもと比べてどう変わったか」が重要です。

2.魚焼きグリルから煙が多く出る主な原因

食材そのものの脂

サンマ・サバ・脂の多い鮭・鶏皮などは、加熱すると脂が多く落ちます。

その脂が高温になった受け皿やグリル内部へ落ちれば、当然煙は増えます。

「昨日焼いたアジは平気だったのに、今日はサンマで煙が多い」

という場合、グリルではなく食材の違いという可能性があります。

前回の油汚れ

こちらは特に注意したい原因です。

前回の調理で、

  • 魚の脂

  • 肌

  • 食品くず

  • タレ

  • 焦げ

などが残っていると、次の使用時に再加熱されます。

実際にパロマでは、清掃されていないグリル庫内にたまった油脂類が発火したと判断された事故例も公開されています。パロマ

グリル扉がしっかり閉まっていない

機種によっては、グリル扉が完全に閉まっていないと、すき間から煙が出る場合があります。

「排気口ではなく扉の横から煙が出る」

という場合は確認してみましょう。

3.自分で確認してよい場所・触らない場所

自分で確認しやすい場所

必ず火を消し、十分に冷えてから、

  • グリル受け皿

  • 焼き網

  • グリル扉

  • 取り外せるサイドカバー

  • 排気口カバー

  • 取扱説明書で清掃可能とされている庫内

を確認します。

自分で分解しない場所

次の部分は触らないでください。

  • グリルバーナー

  • ガス通路

  • 点火装置

  • 内部配線

  • 本体内部の部品

奥に汚れが見えても、工具や長い棒を入れて掃除するのはおすすめできません。

4.まず確認したい5つのポイント

① 受け皿に油が残っていないか

最重要ポイントです。

グリル受け皿へ油がたまったまま再使用すると、油がさらに高温になり、発火する危険があります。

ノーリツでも、水なしグリルであっても受け皿に油がたまった状態で使用すると発火のおそれがあると案内しています。ノーリツ FAQ

「少しくらいなら」

とそのまま使わず、一度きれいにしてから使用しましょう。

② グリル庫内に食品くず・油汚れが残っていないか

受け皿だけきれいでも、庫内の壁や下火カバーに脂が付いている場合があります。

JGKAでは、グリル火災防止のため、受け皿だけでなく焼き網・下火カバーなどにたまった脂や食品くずも取り除くよう案内しています。一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)

秋に久しぶりに使う場合は、

焼く前に一度庫内を確認

するのがおすすめです。

③ 今回の食材は脂が多くないか

サンマのように脂の多い魚では、正常なグリルでも煙が多くなることがあります。

特に、

  • 脂の乗ったサンマ

  • サバ

  • 鶏皮

  • 脂身の多い肉

  • タレをたっぷり付けた食材

などは注意してください。

煙が出るからといって、すぐ火力を強くしたり、長時間焼き続けたりせず、食材に合った調理方法を確認しましょう。

④ 「水あり」「水なし」を間違えていないか

古いタイプを長く使っていた方ほど注意してほしいポイントです。

現在のグリルには、

水ありグリルと水なしグリル

があります。

水ありグリルでは指定量の水を入れる必要があります。

一方、水なしグリルでは基本的に水は入れません。

ノーリツによると、水ありグリルで水を入れ忘れた場合、脂の多い魚や肉では油脂が発火するおそれがあります。一方、水なしグリルへ水を入れると途中で火が消える場合があります。ノーリツ FAQ

昔のコンロと同じ使い方をせず、現在の機種の取扱説明書を確認してください。

⑤ 異常な炎・におい・音がないか

煙だけではなく、

  • 排気口付近から炎が見える

  • ガス臭い

  • 電気が焦げたようなにおい

  • 「ボンッ」という異常な音

  • エラー表示

  • グリルが途中で何度も消える

といった症状がないか確認します。

こうした症状が一緒に出ている場合は、単なる魚の脂とは決めつけないでください。

5.久しぶりに使う前の「3分チェック」

秋に数か月ぶりにグリルを使うなら、魚を入れる前に次の順番で確認すると安心です。

①グリルを開ける → ②受け皿を見る → ③食品くずを確認 → ④水あり・水なしを確認 → ⑤レンジフードを回す

これだけでも、かなりのトラブルを防げます。

そして忘れやすいのがグリル排気口です。

JGKAでは、グリル排気口の上へ物を置いたり、排気口をふさいだ状態で使用したりしないよう注意しています。熱がこもり、火災・故障・やけどにつながるおそれがあります。一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)

排気口周辺に、

  • ふきん

  • プラスチック容器

  • 鍋

  • アルミホイルなど

がないかも見ておきましょう。

6.グリルのお手入れ方法

基本は使ったらその都度です。

パロマでは、グリル受け皿・焼き網は台所用中性洗剤と柔らかいスポンジなどで洗い、水気をしっかり拭き取る方法を案内しています。パロマ

庫内も、十分冷えてから柔らかい布などで油汚れを拭き取ります。

注意したいのは、

熱い状態でいきなり水をかけないこと。

グリル扉のガラスなどは急激な温度変化で破損するおそれがあります。パロマ

汚れがひどい場合

メーカー・機種によっては、庫内の脂をある程度拭き取ったあと「空焼き」で残った油脂を焼き切るお手入れ方法を案内している場合があります。

たとえばノーリツでは、一部のお手入れ方法として、事前に脂を拭き取り、焼き網を外したうえで約15分程度空焼きする方法を紹介しています。ノーリツ FAQ

ただし、機種によって手順が違うため、必ず取扱説明書を確認してください。

7.こんな状態なら使用を止める

次のような場合は「魚だから煙が出ているだけ」と考えず、使用を止めましょう。

  1. 突然大量の煙が出た

  2. 庫内に炎が見える

  3. グリル排気口から炎が出る

  4. 強い焦げ臭さが続く

  5. ガス臭い

  6. 異常な音がする

  7. 掃除しても毎回大量に煙が出る

  8. エラー表示を繰り返す

特に炎が見えた場合は、そのまま扉を開けないことが重要です。

8.もしグリル庫内で発火したら

ここは知っておいてほしいポイントです。

リンナイの取扱説明書では、グリル庫内で調理物やたまった脂に火がついた場合、

①グリルの火を消す②炎が消え、庫内が冷えるまで扉を開けない③消火後に点検を依頼する

よう案内しています。リンナイ

慌ててグリル扉を開けると、空気が入り炎が大きくなる可能性があります。

また、熱くなったグリル扉へ水をかけるのも避けてください。ガラス破損のおそれがあります。パロマ

「火が消えたから、そのまままた使う」ではなく、一度点検を相談することをおすすめします。

9.水あり・水なしグリルを間違えない

最近は水なしグリルが増えています。

JGKAでは、水なし両面焼きグリルは水を入れる必要がなく、上下のガス火で調理できるタイプとして紹介しています。一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)

一方、古い機種などでは水あり片面焼きグリルもあります。

見た目だけでは判断しにくいため、

コンロの型式 → 取扱説明書 → グリル方式

の順で確認するのが確実です。

特に中古住宅や賃貸住宅で、以前の入居者が使っていたコンロの場合は一度確認しておくと安心です。

10.新しいコンロでも煙は出る?

新品のコンロを初めて使ったときに煙やにおいが出る場合があります。

パロマの取扱説明書では、初回使用時にグリル庫内部品に付着している加工油によって煙やにおいが出る場合があり、異常ではないケースがあるとされています。パロマ

機種によっては、初回使用前に空焼きをするよう指定されているものもあります。

新品だからとそのまま魚を入れるのではなく、最初に取扱説明書を確認しましょう。

11.戸建て・マンションで違う確認ポイント

戸建て住宅

調理中は必ずレンジフードを運転します。

グリル排気口付近に調味料やふきんなどを置いている場合は移動してください。

マンション・集合住宅

気密性が高い住宅では、煙やにおいが室内へ残りやすい場合があります。

レンジフードを運転するとともに、給気口が家具などでふさがれていないか確認しましょう。

煙が多いからと窓だけに頼らず、レンジフードを正しく使うことが基本です。

まとめ

魚焼きグリルから煙が出ても、

「煙=故障」ではありません。

脂の多い魚を焼いたときや、グリル内の油汚れが加熱されたときには煙が増えることがあります。パロマ

ただし、確認してほしいのは次の5つです。

  1. 受け皿に油がたまっていないか

  2. 庫内に脂・食品くずが残っていないか

  3. 脂の多い食材ではないか

  4. 水あり・水なしを間違えていないか

  5. 異常な炎・におい・音がないか

特に、グリル庫内の油脂や食品くずは火災につながる可能性があります。 JGKAも、使用後や連続使用時にはグリル内部の脂や食品くずを取り除くよう注意しています。一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)

秋はサンマをはじめ、魚焼きグリルが活躍する季節です。

だからこそ、

「魚を入れる前にグリルの中を見る」

この習慣をつけておくと安心です。

よくある質問

Q1.サンマを焼いたときだけ煙が多いのですが故障?

脂の多い魚では煙が多くなることがあります。ほかの食材では問題なく、異臭・異常な炎などがなければ食材の脂が原因の可能性があります。

Q2.昔から受け皿へ水を入れています。今のコンロでも必要?

機種によります。水ありタイプと水なしタイプがあるため、必ず現在使用しているコンロの取扱説明書を確認してください。ノーリツ FAQ

Q3.市販のグリル石を使っても大丈夫?

取扱説明書で使用を認められていないものは使わないでください。実際に、水ありグリルへ市販のグリル石を入れて使用し、たまった油が発火した事故も公表されています。パロマ

Q4.グリルから炎が見えました。消えたのでまた使っていい?

そのまま再使用するのはおすすめできません。火を消し、扉を開けずに冷えるのを待ち、その後点検を相談してください。リンナイ

Q5.掃除しているのに毎回煙が多いです

食材・機種の特性もありますが、以前と比べて明らかに煙が増えている場合は、バーナーや内部の状態などを確認するため点検をおすすめします。

コンロの困った何でもご相談ください

「グリルを使うと毎回煙がすごい」

「庫内を掃除しても改善しない」

「一度グリルの中で炎が出た」

「10年以上使っていて、そのまま使っていいか不安」

そんな場合は、無理に分解せずご相談ください。

お問い合わせの際は、

コンロ全体・グリル庫内・受け皿・型式シール

の写真があると状態を確認しやすくなります。

さいたま市・上尾市・狭山市を中心に、ビルトインコンロやガステーブルの点検・交換に対応しています。

「掃除で済むのか、交換した方がいいのか分からない」という段階でもお気軽にご相談ください。

さいたま市でコンロの相談はこちら

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