給湯器はLPガス用と都市ガス用で違う!購入前にガス種を確認する方法
- amenixweb
- 1 日前
- 読了時間: 7分

目次
はじめに
こんにちは。
ガス器具の匠です。
たとえば、ネットで給湯器を探しているとき。
希望していた型番が、思ったより安く掲載されている。
「これなら予算内で交換できそう」
そう思って商品ページをよく見ると、小さく書かれた文字があります。
「LPガス用」
または、
「12A・13A」
見慣れないと、読み飛ばしてしまいそうですよね。
でも……
この表示は、価格より先に確認したい重要な項目です。
給湯器は、自宅で供給されているガスの種類に合ったものを選ぶ必要があります。
結論:給湯器は自宅のガス種に合う機器を選ぶ
家庭で使われるガスは、大きく分けて次の種類があります。
表示 | 一般的な呼び方 |
LPガス・LPG | プロパンガス |
12A・13A | 都市ガス |
13A | 都市ガスの一種 |
給湯器の商品名や基本型番が似ていても、LPガス仕様と都市ガス仕様が別に用意されていることがあります。
つまり、
同じ見た目、同じ号数、同じ機能でも、どちらでも使えるとは限りません。
購入時は、型番だけでなく「ガス種」まで一致しているか確認してください。
LPガス用と都市ガス用は何が違う?
LPガスと都市ガスでは、ガスの成分や供給条件などが異なります。
給湯器は、そのガスを正しく燃焼させるように仕様が設定されています。
身近なたとえで考えるなら、形の似た充電器でも、必要な電圧や端子が違えば、そのまま使えないのと同じです。
日本ガス石油機器工業会も、ガスにはLPガスや都市ガスなどの種類があり、種類に合った機器を使用するよう案内しています。日本ガス石油機器工業会「ガスの種類を確認」
給湯器についても、メーカー資料では同じシリーズに都市ガス仕様とLPガス仕様が分けて記載されています。リンナイ「ガスふろ給湯器仕様一覧」
「取り付ければ何とかなる」と考えず、必ず施工前に適合を確認しましょう。
自宅のガス種を確認する4つの方法
では、どこを見れば分かるのでしょうか?
一つだけで判断せず、できれば複数の情報を照合すると確実です。
1.ガスの契約書・検針票を見る
まず確認しやすいのは、ガス会社との契約書や検針票です。
LPガス
LPG
プロパンガス
都市ガス
13A
このような記載がないか探してみてください。
紙の検針票がない場合は、ガス会社の会員ページや請求明細で確認できることがあります。
2.ガス会社へ確認する
書類が見つからない場合は、契約しているガス会社へ確認する方法が確実です。
「自宅の給湯器を交換したいので、供給しているガスの種類を知りたい」
と伝えれば大丈夫です。
専門用語を使う必要はありません。
3.屋外の設備を見る
住宅の外にLPガス容器、いわゆるガスボンベが設置されていれば、LPガスを使用している可能性が高いでしょう。
ただし、集合住宅や団地などでは、離れた場所からLPガスがまとめて供給され、各住戸の近くにボンベがない場合もあります。
ボンベが見当たらないことだけで、都市ガスとは判断しないでください。
4.現在の給湯器の銘板を見る
給湯器本体には、メーカー名、型式、製造情報などを書いたシールがあります。
このシールは「銘板」と呼ばれます。
安全に確認できる位置なら、次の表示がないか見てください。
LPガス用
LPG用
12A・13A
都市ガス用
文字が薄くなって読めない場合は、無理に近づいたり高い場所へ上ったりしないでください。
給湯器の全体写真と契約情報を、施工店へ送れば確認しやすくなります。
ご自宅のガス種がわからない時はお気軽にご相談ください
間違えやすい3つの場面
1.ネット通販で価格だけを比較するとき
商品画像やメインの型番が同じように見えても、注文欄でガス種を選択する商品があります。
次の項目を確認してから注文しましょう。
ガス種
号数
オート・フルオートなどの機能
設置方式
排気方式
対応リモコン
ガス種だけ合っていても、設置条件が違えば取り付けられない場合があります。
2.引っ越しで以前の機器を持っていくとき
以前の家と新居で、供給されるガスが同じとは限りません。
「前の家で使えていたから、新居でも使える」とは判断できないのです。
中古品や譲り受けた給湯器についても、自己判断で取り付けないでください。
3.LPガスから都市ガスへ切り替えるとき
住宅のガス供給を変更する場合、給湯器を含むガス機器の確認が必要です。
現在の機器がそのまま使用できるか、部品変更に対応できるか、新しい機器へ交換するかは、メーカー、型式、年数などによって異なります。
ガス供給の切り替えと給湯器の交換は、別々に進めず、ガス会社と施工店の双方へ相談してください。
見積り前に伝えたいチェックリスト
ガス業界で長く見積りに関わっていると、給湯器の写真は届いても、ガス種が分からず機種を確定できないことがあります。
問い合わせ前に、次の内容を確認しておくとスムーズです。
契約中のガス会社名
LPガスか都市ガスか
給湯器全体の写真
型番・銘板の写真
設置場所の写真
台所・浴室リモコンの写真
供給するガスを変更する予定があるか
戸建て・集合住宅・賃貸のどれか
銘板にガス種が書かれていても、文字が小さく写真では読めないことがあります。
全体写真と銘板のアップを分けて撮影すると確認しやすくなります。
賃貸・集合住宅の注意点
賃貸住宅の給湯器は、建物の所有者や管理会社の設備であることが一般的です。
自分で機器を注文せず、まず管理会社や大家さんへ連絡してください。
分譲マンションでも、設置場所や外観、排気方式などに管理規約上の条件がある場合があります。
ガス種が合っていることは、交換条件の一つにすぎません。
給湯器のサイズ、設置方法、排気方向なども合わせて確認します。
まとめ
給湯器には、LPガス用と都市ガス用があります。
見た目や型番が似ていても、ガス種を選ばずに使えるとは限りません。
購入・見積り前に確認したいのは、
契約書や検針票
契約中のガス会社
屋外の供給設備
給湯器本体の銘板
この4つです。
大切なのは、
「たぶん都市ガス」「近所がLPガスだから同じ」と決めつけないこと。
そして、
商品価格だけを見て注文しないこと。
ガス種が分からなければ、無理に推測する必要はありません。
契約情報と給湯器の写真を準備し、購入前に確認しましょう。
よくある質問
Q1.LPガス用と都市ガス用の給湯器は共用できますか?
原則として、自宅へ供給されているガス種に適合する機器を選びます。同じシリーズでも仕様が分かれている場合があるため、商品表示と銘板を確認してください。
Q2.給湯器の型番が同じならガス種も同じですか?
基本型番が同じように見えても、注文時にガス種を選択する製品があります。型番だけでなく、LPガス用・12A・13Aなどの表示まで確認が必要です。
Q3.ガスボンベがなければ都市ガスですか?
必ずしもそうとは限りません。集合住宅などでは、離れた場所からLPガスをまとめて供給している場合があります。契約書やガス会社で確認してください。
Q4.間違ったガス種の給湯器を購入したら使えますか?
そのまま取り付けて使用しないでください。返品・交換の可否を販売店へ確認し、施工店にも相談してください。
Q5.LPガスから都市ガスへ変更すると、給湯器も交換ですか?
機器の型式、使用年数、メーカーの対応可否によって異なります。ガス会社と給湯器施工店へ事前に確認してください。
給湯器でのお困り事はガス器具の匠へご相談ください
「自宅がLPガスか都市ガスか分からない」
「ネットで見つけた給湯器を取り付けられるか確認したい」
「見積書の機種が自宅に合っているか不安」
そんなときは、ガス器具の匠へご相談ください。
契約中のガス会社名、現在の給湯器全体、銘板、設置場所の写真があると確認しやすくなります。
さいたま市を中心に、上尾市・狭山市など周辺地域の給湯器交換に対応しています。
まだ購入する機種が決まっていなくても大丈夫です。まずは状況確認だけでも、お気軽にご相談ください。






コメント