【加湿器の季節に多発】ガスコンロの火が赤くなる原因とは?
- amenixweb
- 2 日前
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■ 目次
■ はじめに
冬になると毎年のように増えるお問い合わせがあります。それが**「ガスコンロの火が赤いんですが、壊れてますか?」**というご相談です。
私はガス会社で長年、家庭用ガス機器の点検・相談対応をしてきましたが、実はこの現象、故障ではないケースが圧倒的に多いのです。
特に最近は高性能な加湿器を使うご家庭が増えたことで、この現象がさらに目立つようになりました。この記事では、なぜ赤い火になるのか、危険性はあるのか、プロ目線でわかりやすく解説します。
1. ガスコンロの火が「赤い」とはどういう状態?
本来、ガスコンロの正常な炎は青色です。これはガスが空気としっかり混ざり、完全に燃焼している状態を示しています。
一方で、
オレンジ色
赤っぽい炎
炎の先が赤く揺れる
このような状態を、一般的に「赤火(あかび)」と呼びます。
2. 【結論】加湿器が原因で赤い火になる理由
結論から言うと、加湿器から出る水分や微細な成分が炎に影響することが原因です。
なぜ加湿器で火が赤くなるのか?
加湿器の水には、目に見えない
ミネラル分
カルシウム
ナトリウム
といった成分が含まれています。これらが空気中に舞い、ガスの炎に触れると炎の色が赤やオレンジに変化します。
これは化学反応によるもので、👉 ガスコンロ自体の異常ではありません。
実際、ガス会社の現場でも「加湿器を止めたら火が青に戻った」というケースは非常に多いです。
3. 赤い火は危険?使い続けても大丈夫?
結論:ほとんどの場合、すぐに危険はありません。
加湿器が原因の赤火は、
一時的
不完全燃焼ではない
ガス漏れでもない
という特徴があります。
ただし、長時間赤い火が続く場合は注意が必要です。鍋底が黒くなったり、炎が不安定な場合は、別の原因が隠れている可能性もあります。
4. 加湿器以外に考えられる原因
赤い火の原因は加湿器だけではありません。
よくある原因
バーナー部分の汚れ
吹きこぼれによる目詰まり
換気不足
古くなったガスコンロ
特に油汚れや焦げつきは、空気の取り込みを妨げ、赤火の原因になります。
5. 今すぐできる対処法とチェックポイント
① 加湿器を一度止めてみる
まずはこれが一番簡単で確実です。
② 換気をしっかり行う
キッチンの換気扇を回すだけでも改善することがあります。
③ バーナーキャップを掃除する
外して洗い、しっかり乾かすだけでも効果的です。
④ 部屋の加湿しすぎに注意
湿度は**40〜60%**が目安です。
6. 修理や交換が必要なケースとは
以下の場合は、専門業者への相談をおすすめします。
加湿器を使っていないのに赤火が続く
炎が弱い、消えやすい
ガス臭がする
使用年数が10年以上
ガスコンロは安全装置が進化していますが、寿命はおおよそ10年です。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. ガスコンロの寿命はどれくらい?
一般的に約10年が目安です。使用頻度が高いと短くなります。
Q2. 赤い火はガス代が高くなる?
一時的であればほとんど影響ありませんが、汚れが原因の場合は燃焼効率が落ちることがあります。
Q3. 加湿器は使わないほうがいい?
いいえ。適切な湿度管理をすれば問題ありません。
8. まとめ
ガスコンロの火が赤くなる原因は、加湿器による影響であることが非常に多いです。
慌てて「故障だ!」と決めつけず、
加湿器
換気
汚れ
この3点をチェックしてみてください。
それでも改善しない場合は、ガスのプロに相談するのが安心です。
9. 豆知識
ガスコンロの火の色は、ガス自体の色ではなく、空気中の成分が燃えて光った色です。
冬に使う加湿器の水には、ナトリウムなどのミネラル成分が含まれており、これが空気中に広がって炎に触れると、赤やオレンジ色に見えることがあります。
これは理科の実験で知られる**「炎色反応(えんしょくはんのう)」**と同じ仕組みで、加湿器を止めたり換気をすると、自然に青い火へ戻るケースがほとんどです。
実際の現場でも、「加湿器を止めたら数分で直った」という確認はよく行われており、故障ではない場合が大半なので、過度に心配する必要はありません。














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