もう水入れ不要!水なしグリルのメリット4つと失敗しない使い方ガイド
- amenixweb
- 19 分前
- 読了時間: 5分

目次
種類の確認(片面焼き/両面焼き)
正しい使い方の手順
美味しく焼くコツ
掃除とメンテナンス
1.はじめに
魚焼きグリルって「準備とか手入れがめんどくさそう……」というイメージ、ありませんか? 特に昔ながらの水ありグリルだと、受け皿に水を入れたり捨てたり、お湯が飛び散る心配があったりと、なかなかハードルが高いです。
最近では「水なしグリル」が普及してきて、「もっと簡単に・安全に・きれいに」魚を焼けるタイプが主流になりつつあります。本記事では、水なしグリルのメリットと使い方を丁寧に解説します。初心者の方にも、失敗しにくいポイントをおさえていきましょう。
2. 水なしグリルとは?
「水なしグリル」とは、魚焼きグリルの中で 受け皿に水を入れない仕様 のものを指します。従来はグリル内の安全性(特に油が受け皿に落ちて発火しないように)を確保するため、水を入れるタイプが多くありました。ですが、技術の進歩により、水を入れなくても安全で使いやすい構造のグリルが増えています。
水なしグリルには「片面焼き」と「両面焼き」があり、それぞれ特徴があります。
3. 水なしグリルのメリット4つ
準備がラク・手間が少ない 受け皿に水を入れる必要がないので、毎回の準備が省けます。水こぼしややけどの心配も減ります。
掃除が簡単 水を入れていた受け皿を洗ったり、水を捨てたりする手間がなく、油汚れだけを拭く・洗うというシンプルな作業で済むことが多いです。
焼き上がりがカリッと香ばしい/鮮やかに焼ける 水があると蒸気が発生し、水分が多くなるため皮がふにゃっとすることがありますが、水なしだと高温で直に焼き上げられるので、皮がパリッと香ばしく、中はふっくら焼けやすいです。
煙・匂いが抑えられる/安全性が向上 油が熱くなりすぎて発火するリスクを抑える技術が導入されており、また蒸気が少ないため煙が出にくく、匂いも軽くて済むことが多いです。
4. 水なしグリルの使い方ガイド
以下を順に確認・実践すれば、失敗しにくく美味しく焼くことができます。
4.1 種類の確認(片面焼き/両面焼き)
片面焼きグリル:上部(または片方)のバーナーのみで焼くタイプ。途中でひっくり返す必要があります。
両面焼きグリル:上部と下部の両方から火が出たり熱が当たったりするタイプ。ひっくり返さなくてよく、焼きムラも減ります。
まず、自分のグリルがどちらかを取扱説明書やグリル本体の表示で確認しましょう。
4.2 正しい使い方の手順
網や受け皿に以前の汚れが残っていないかチェックし、軽く拭く。
(もし必要なら)グリルを予熱する。特に両面焼きタイプは予熱が短時間で済むことが多い。
魚や食材の表面の水分をキッチンペーパーで軽く拭き取る。
網に油を薄く塗る(焦げ付き防止)。
食材を置き、火加減をセット。強火~中火が基本。片面焼きの場合は途中でひっくり返すタイミングを見計らう。
焼き時間が終わったら、余熱を利用するか、必要なら弱火にして内部まで熱を通す。
4.3 美味しく焼くためのコツ
魚の種類によって焼き時間を調整する(切り身・干物・姿焼きなど)
両面焼きタイプならひっくり返さずに焼けるため、魚の身が壊れにくいが、皮のパリッと感を重視したいなら最初は皮面を上にして焼き始めるのも良い。
強火で焼き始めて表面を軽く焼き色をつけた後、中火に落としてじっくり火を通すと焦げ付きと生焼けの両方を防げます。
4.4 掃除とメンテナンス
使用後、グリルが少し冷めたら扉を開けて庫内の蒸気を逃がす。
網・受け皿を外して、お湯+中性洗剤でつけ置き。油汚れがこびりつく前にやると楽。
焦げ付きがひどい場合は重曹などを使う。
定期的にグリルの扉のガラスやパッキン部分もチェックして、汚れで密閉性が落ちていないか見ておく。
5. デメリット/注意点
機種によっては価格が少し高め。特に両面焼き+水なし構造の上位モデルはコストがかかる。
食材によっては乾燥しやすくなることも。特に脂の少ない魚や薄切り、切り身だと水ありの方が「しっとり感」が出ることも。
水なしタイプなのに誤って水を入れてしまうと、設計上浅めの受け皿だったりして水がこぼれるリスクがある。慣れていないうちは注意を。
まとめ
水なしグリルは、準備・手入れが楽で、焼き色・香ばしさが出やすく、煙・匂いの軽減にも役立つ現代の便利な仕様です。両面焼きタイプならひっくり返さずに焼けて、さらに使いやすさアップ。
最初は自分のグリルがどのタイプかを確認し、上記の使い方ガイドを一つ一つ実践してみると、魚焼きがぐっと苦にならなくなります。
豆知識
「両面焼きグリル」が上からも下からも熱を当てる構造になっているため、熱が食材に均等に伝わりやすく、焼きムラが少ない。これにより、皮がカリッとして中がふっくら、という理想的な焼き上がりに近づきます。
最近の水なしグリルの多くは安全性の観点から「庫内への空気の取り入れ口」が設計されており、熱くなった庫内を冷ます仕組みが備わっているものが多いです。これが水を必要としない理由のひとつ。
コメント