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その音、故障のサインかも?給湯器から異音がする理由と今すぐできる対処法をプロ目線でやさしく解説

  • amenixweb
  • 3月13日
  • 読了時間: 9分
給湯器から異音

目次

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はじめに

夜、お風呂に入ろうとしたとき。キッチンでお湯を出した瞬間。いつも通り使っているはずの給湯器から、突然「ブーン」「ピー」「カタカタ」と聞き慣れない音がすると、不安になりますよね。

ガス機器に長く関わってきた現場感覚でいうと、給湯器の異音には“心配のいらない音”と“早めに点検したい音”がはっきりあります。 しかも、音の種類によって見るべきポイントはかなり違います。

この記事では、給湯器から異音がする理由をわかりやすく整理しながら、家庭でできる確認方法、危険な見分け方、修理や交換を考える目安まで、初めての方にもわかるようにやさしく解説します。メーカー公式情報でも、運転停止後や給湯栓の開閉時、冬の冷え込み時などには機器が自動で作動して音が出ることがあると案内されています。


給湯器の異音はすべて故障ではない

まず知っておきたいのは、音がした=すぐ故障、とは限らないということです。

ノーリツ公式FAQでは、次のような場面で給湯器が自動的に作動し、音が出ることがあると案内しています。運転停止後しばらくの間、電源の入切時、給湯栓の開閉時、ふろ予約時刻の1〜2時間前、追いだき終了時、外気温が低い時などです。これは再使用時の点火を早くしたり、温度を安定させたり、凍結を防いだりするための動作です。

つまり、異音で大切なのは「どんな音か」「いつ鳴るか」「お湯は普通に出るか」この3つです。

現場でも、問い合わせの多くは「音がして心配」というものですが、詳しく聞くと正常動作のケースは少なくありません。反対に、音に加えてお湯の温度が不安定、点火しづらい、ガス臭いといった症状が重なると、注意度はぐっと上がります。


給湯器からよくある異音の種類と原因

「ブーン」という音

この音は比較的よくあります。考えられる主な原因は次の通りです。

ひとつは、ファンやポンプの作動音です。給湯器は内部で空気を取り込みながら燃焼したり、追いだき機能付きでは循環ポンプが動いたりするため、運転中や停止後に低いモーター音が出ることがあります。特に寒い時期は、凍結予防のために循環ポンプやヒーターが作動して音が出る場合があります。

もうひとつは、ファンモーターなどの部品の不具合です。ノーリツでは、「ピー」や「ブーン」のような笛やホラ貝に近い音について、ガス圧や空気量のバランス不具合、またはファンモーターなどの燃焼不具合の可能性を案内しています。

「ピー」「キーン」という高い音

このタイプは、ユーザーがいちばん不安になりやすい音です。

高い音は、燃焼時の空気バランスの乱れや、内部部品の劣化が関係することがあります。メーカー公式でも、笛のような音は燃焼不具合の可能性があるとされています。

特に、・以前より音が大きくなった・お湯の温度が安定しない・点火が遅いこうした症状が一緒に出ているなら、放置しないほうが安心です。

「カタカタ」「ガタガタ」という音

この音は、外装のゆるみ内部ファンまわりの振動、あるいは設置部分の振動が疑われます。給湯器本体そのものより、配管や固定部、外装カバーが共振して音が大きく聞こえることも現場ではあります。

公式FAQでは個別に細かい部品名までは示していないものの、音があまりにも大きい場合や通常と違う場合は訪問確認が必要とされています。

「ボッ」「ボン」という燃焼音

着火時にある程度の音がすること自体は珍しくありません。ただし、着火が遅れて大きめの燃焼音が出る場合は、点火系統や燃焼状態の確認が必要なケースがあります。

お湯が出るまでに時間がかかったり、何度か失敗してから点火するようなら、正常範囲とは言い切れません。メーカーも点火しにくい、ランプが点滅する、ぬるくなるなどの症状がある場合は点検や取替えを検討するよう案内しています。

冬だけ聞こえる音

冬の朝や夜だけ音がする場合、故障ではなく凍結予防運転の可能性があります。ノーリツでは、寒い時期に凍結予防ヒーターや循環ポンプが作動して音が出ることがあると説明しています。追いだき機能付きの機種では、浴槽の循環アダプターより約5cm以上残り湯を残しておくと、音が小さくなる場合があるとも案内されています。


音別にみる対処法

まず家庭で確認したいこと

異音に気づいたら、次の順番で落ち着いて確認しましょう。

1. いつ鳴るかを確認するお湯を出した時だけか、停止後もしばらく鳴るか、寒い日だけか。これだけでも正常動作か故障かのヒントになります。

2. お湯の状態を確認するお湯がちゃんと出るか、ぬるくないか、温度が安定しているか。音だけでなく、性能にも変化があるなら要注意です。

3. エラー表示がないか見るリモコンに数字やエラーコードが出ていれば、修理判断が早くなります。メーカーの故障診断ページでも、症状や表示をもとに対処法や修理の概算案内がされています。

4. 冬場なら凍結予防の可能性も考える寒波の日だけの音なら、いきなり故障と決めつけないことが大切です。追いだき付きなら、浴槽に少し残り湯を残す方法も確認しましょう。

やってはいけないこと

異音がするからといって、自分で給湯器を分解するのはNGです。ガス機器は燃焼・排気・電装が関わるため、自己判断の分解は危険です。リンナイも、排気筒や排気管が外れていたり、鳥の巣やススで詰まっていたりすると、不完全燃焼や一酸化炭素中毒のおそれがあると案内しています。

また、ガス臭さがある場合は、使用を中止し、換気や元栓を閉めるなど安全確保を優先し、早急にガス会社へ連絡することが推奨されています。電化製品や換気扇の使用も避けるよう東京ガスは注意喚起しています。


すぐに使用をやめたほうがいい危険なサイン

次の症状がある場合は、「様子見」より安全優先で動くべきです。

ガス臭い

給湯器周辺でガス臭さを感じたら、使用を中止して安全確保を優先してください。東京ガスは、ガス臭のある場所では近づかない、電化製品や換気扇を使わない、元栓を閉める、早急にガス会社へ連絡することを案内しています。

異音に加えてお湯が不安定

音だけでなく、・急にぬるくなる・熱くなりすぎる・点火しない・リモコンが点滅するこうした症状が出たら、内部不具合の可能性が高まります。リンナイは、火がつきにくい、ランプが点滅する、お湯がぬるくなるなどの症状を、点検・取替え検討の目安として案内しています。

音が急に大きくなった

前は気にならなかったのに、最近急に大きな音に変わったなら、部品劣化や燃焼状態の変化も疑われます。メーカーも、該当しない音や大きすぎる音は点検対象としています。


修理と交換、どちらを考えるべき?

使用年数が10年前後なら交換も現実的

リンナイは家庭用ガス給湯器の点検・取替え目安を10年と案内しています。ノーリツも給湯器の寿命はおよそ10年前後と説明しています。

現場感覚でも、8年を超えたあたりから小さな不具合相談は増えやすく、10年前後になると「今回は直っても、また別の箇所が…」という流れが出やすくなります。毎日使う設備だからこそ、年数+症状の重なりで判断するのが失敗しにくいです。

修理が向くケース

修理を考えやすいのは、・使用年数が比較的浅い・異音以外の症状が少ない・一時的な部品不具合の可能性が高いこのような場合です。

なお、東京ガスの案内では、ふろ給湯器の部品交換修理費用は、2022年度実績ベースで25,000円以下に収まるケースが7割以上とされています。もちろん症状や機種で変わりますが、軽度の不具合なら修理で済む余地もあります。

交換が向くケース

交換を検討したいのは、・10年前後使っている・異音に加えて温度不安定や点火不良がある・修理しても再発しそう・冬前に突然止まるのが困るこんなケースです。給湯器は壊れてから慌てるより、「まだ動くけど怪しい」段階で見直すほうが、生活へのダメージを減らしやすいです。


【さいたま市で給湯器交換をご検討の方はこちらのページをご覧ください】

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さいたま市で給湯器トラブルに困ったときの考え方

さいたま市のように冬の朝晩が冷え込む地域では、寒い時期の異音は凍結予防運転も視野に入れて判断するのがポイントです。例年11月から2月にかけて、リンナイでも凍結に関する問い合わせが増えると案内されています。

ただし、地域に関係なく大切なのは、「異音の種類」と「お湯の状態」をセットで見ることです。さいたま市で給湯器交換や修理を考える方も、次の基準で整理すると判断しやすくなります。

様子見しやすいケース寒い日だけ軽い作動音がするお湯は安定して出るエラー表示がない

早めに点検したいケースピー音やブーン音が以前より大きいお湯がぬるい、温度がバラつく使用年数が10年前後

すぐ相談したいケースガス臭い排気まわりに異常がある異音と同時に点火不良がある


FAQ|よくある質問

給湯器の異音は放置しても大丈夫ですか?

正常動作の音なら問題ないこともありますが、以前より大きくなった音や、お湯の不調を伴う音は放置しないほうが安心です。メーカーも大きすぎる音や燃焼不具合の可能性がある音は点検対象としています。

給湯器の寿命は何年くらいですか?

メーカー案内では、家庭用ガス給湯器の点検・取替え目安は10年です。寿命の目安も10年前後と考えられています。

冬にだけ音がするのは故障ですか?

故障とは限りません。寒い時期は凍結予防ヒーターや循環ポンプが作動し、音が出ることがあります。

ピーという音がしたら危険ですか?

笛のような「ピー」「ブーン」は、ガス圧や空気量のバランス不具合、燃焼不具合の可能性があるとメーカーが案内しています。継続するなら点検がおすすめです。

修理か交換か迷ったらどう判断すればいいですか?

使用年数が10年前後かどうか異音以外の症状があるかどうかで考えるのが基本です。年数が長く、温度不安定や点火不良があるなら交換も視野に入ります。


まとめ

給湯器の異音は、すべてが故障ではありません。停止後の作動音、冬の凍結予防運転、追いだき準備の音など、正常なケースもあります。

ただし、ピー音・大きなブーン音お湯の温度不安定ガス臭さ10年前後の長期使用この条件が重なるなら、早めの点検や交換検討が安心です。

給湯器は、壊れてから困る設備の代表格です。だからこそ、「まだ使えるから大丈夫」ではなく、“音の変化”を暮らしのSOSとして受け止めることが、結果的に出費も不便も抑える近道になります。


豆知識

追いだき機能付きの給湯器は、冬場の凍結予防のために内部ポンプが動くことがあります。メーカー案内では、浴槽の循環アダプターより約5cm以上残り湯を残しておくと、音が小さくなる場合があるとされています。寒い日の「夜だけ音がする」ときは、まずここを思い出すとムダな不安を減らせます。



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