🚨江戸川区でガス爆発!明日は我が身?コンロの使い方、今一度見直して
- amenixweb
- 5月28日
- 読了時間: 4分

目次
はじめに
2025年5月27日、東京都江戸川区のマンホール工事現場でガス爆発事故が発生し、10名がケガをし約40棟が被害にあうという大惨事となりました。地中に埋まっていた可燃性のガスのボンベが工事中に損傷し、漏れ出したガスに引火した可能性があるとみられています。
この事故は工事中のもので家庭内とは異なりますが、「ガス」という同じエネルギーを扱うという点では他人事ではありません。私たちの身近にも、見過ごしている「小さな危険」が潜んでいるかもしれません。
今回は、家庭内で起きやすい「ずぼら調理」のリスクと、家庭用コンロを安全に使うためのポイントを改めてご紹介します。
ずぼら調理が招く危険とは?
最近は「タイパ(タイムパフォーマンス)」を意識して、できるだけ手間をかけずに済ませようという調理スタイルが流行中。しかし、「ちょっとくらい」「たぶん大丈夫」という油断が、火災や爆発、やけどなどの事故に繋がるケースが後を絶ちません。
独立行政法人NITEによると、2019年〜2023年の間に通知された調理家電の事故のうち、使用者の誤使用・不注意が原因のものが44%に上るという驚きのデータも。特にコンロや電子レンジなどの“火や熱を扱う家電”は要注意です。
家庭用コンロを安全に使うためのポイント
取扱説明書の確認使い慣れた機器でも、型が変わると仕様も変わることがあります。新しい機器は必ず取扱説明書をチェックしましょう。
空焚き厳禁!鍋やフライパンに何も入れずに加熱するのは非常に危険。異常加熱で火災につながることも。
調理中は絶対に目を離さないコンロの火を点けたまま他の部屋へ…ついやってしまいがちですが、一瞬の隙が大きな事故を招くことも。
こまめな掃除で油汚れを防止コンロ周辺の油汚れや焦げ付きは引火の原因になります。調理後はこまめな拭き取りを。
鍋底がセンサーに合ったものであるかを確認特にSiセンサー付きコンロでは、鍋の材質や形状が合わないと正しく動作しません。
実際に起きた家庭内事故例
電子レンジで生卵を加熱して爆発卵が内部で加圧され破裂。レンジ内が汚れるだけでなく、開けた瞬間に破裂し顔にやけどを負った例も。
少量の油で揚げ物→放置して発火IHコンロで揚げ物モードを使わずに調理中、電話のためその場を離れてしまい、鍋が過熱して発火。
まとめ
江戸川区の事故は工事現場のものでしたが、ガスというものがいかに扱いを誤れば危険かを改めて思い知らされました。家庭内の小さな油断も、大事故へと繋がる可能性を秘めています。
忙しい毎日でも「ちょっと待って、確認!」が命を守る第一歩。家族のためにも、ぜひ今日からできる対策を取り入れてください。
豆知識:最新のコンロはここまで進化!
最近のガスコンロにはこんな安全機能がついています。
Siセンサー:鍋底温度を感知して過熱を防止
立ち消え安全装置:万が一火が消えてもガスが止まる
焦げ付き防止機能:焦げ付き始めると自動で火力を下げる
また、パーパスやリンナイ、ノーリツなど各社の最新モデルにはスマホ連携機能や自動調理モードも搭載されていて、「安心・安全・美味しい」の三拍子がそろっています!
よくある質問(FAQ)
Q1: コンロの火がつかないとき、どうすればいい?A: 点火しない原因はガス栓の閉め忘れ、電池切れ、バーナーの汚れが多いです。まずは取扱説明書を確認し、掃除や電池交換を試してください。
Q2: 古いコンロはどのタイミングで交換するべき?A: 一般的に10年が目安です。火が安定しない、変な音がするなどの症状がある場合は専門業者に相談しましょう。
Q3: Siセンサーとは?A: 鍋底温度を感知し、温度が異常に高くなると自動で火を弱めたり止めたりする機能です。多くの火災を未然に防げます。
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